季節の便り
2024年08月29日
千畳敷カールから空木岳へ②[雪・山・スキー、ボード]
2024.8月
前日、千畳敷カールを出発して稜線を縦走。
木曽殿越の木曽殿山荘に宿泊しました。
残念なことに夜中から雨が続き、
朝になってもやまない最悪な状況。
当初の予定を変更して(頂上からの御来光は...×)
朝5時30分山小屋を出発します。
急な登山道は雨に濡れて滑りやすいので
慎重に登ります。
上方を見ても視界は悪く、どこまで登ったのか
わかりません。
山小屋から一気に370m登り、山頂(標高2863m)へ
着きました!
なかなかの急勾配と鎖場、岩々の登山道でしたが
無事に到着して一安心です。
山頂で休憩していると...
風が吹いててきて...
みるみるうちに晴れてきました!
まさか?
すごい幸運、ラッキー!
山頂には我々4人と単独登山の方だけ、早く出発した人達は
すでに下山しているようです。
もくもくと湧き上がる雲、頂上直下の空木駒峰ヒュッテが
見えます。
見渡す限りの素晴らしい眺望です。
名残惜しいですが、下山しましょう。
カール状に開けた北側は歩きやすく、岩々だった登りとは
全く違います。
真ん中の尖った山は宝剣岳。
歩いてきた稜線が見えます。
アップダウンが続く、長ーい道のりでしたね。
有名な巨岩「駒石」(標高2646m)
私たちと比べると本当にでかい石です。
そろそろ樹林帯が近づいてきました。
空木岳は見納めです。
この先、急坂や道迷いしやすい箇所、
小地獄・大地獄という名前の難所を通って
下山します。
林道終点です。
本日の活動時間
7時間59分
距離
10.9km
のぼり/くだり(累積)
445/2017m
なかなかハードな山行でしたね。
雨で諦めていた
空木岳山頂の眺望を見ることができて、
本当に幸運でした。
千畳敷カール→檜尾岳→木曽殿越→空木岳。
中央アルプスの素晴らしい縦走です。