季節の便り | 温泉

2012年05月27日

温泉分湯槽の清掃作業。[温泉]

野沢温泉の外湯(共同浴場)は、さまざまな源泉から引湯していますが、
村内の各ポイントに源泉を分ける槽があります。

ここは「新田の湯」と「中尾の湯」の温泉分湯槽。
地区の役員が共同で掃除を行い、湯量の確認をしました。

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温泉成分が固まった「湯の花」が、配湯するパイプに付着してしまうと
流れが悪くなってしまいます。ブラシできれいにゴシゴシしました。

源泉の湯量・温度、ともに十分な状態です。天然の恵みに感謝です。

次は「冷泉」の分湯槽へ。地中から湧いたのですが、温度が低いため「冷泉」です。

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野沢温泉の外湯は、源泉がとても熱いので高温になりがち。

温度を下げるには、水道水よりも冷泉で調整したほうが、成分の変化が少ないので
天然の温泉が楽しめます。費用もお得で、一挙両得ですね。

外湯(共同浴場)を良い状態に保つため、皆で協力してがんばっています。

2012年04月08日

野沢温泉の外湯・「新田の湯」[温泉]

野沢温泉には、13か所(有料のふるさとの湯を入れると14)の外湯が
点在しています。

源泉、建物、雰囲気、各外湯はそれぞれに個性的。

「中尾の湯」から一番近い「新田の湯」です。西ノ宮神社の裏手にあり、比較的
新しい湯です。この地区は、幕末に開拓されたところで「新田」です。

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泉質は含芒硝-石膏・硫黄泉で、効能は糖尿病、リウマチ、神経痛などに
効くといわれています。

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ここの湯口は「ライオン」です。
「新田の湯」といえば、ライオン。温泉の成分が固まって、いい感じですね~。

2011年11月23日

「中尾の湯」の引湯管掃除。[温泉]

11/23、今日は冬のシーズン前の恒例作業。引湯管の掃除です。

野沢温泉には、多くの共同温泉浴場がありますが、「中尾の湯」は源泉「麻釜」から一番長い距離を
引湯しています。

天然温泉には、湯花(温泉成分由来のもの)などがあり、配管に沈殿してしまいます。

このため、源泉の中継地点からポンプで圧力をかけて、引湯管内部をきれいにする作業をします。
旧式の消防小型ポンプを使用するため、中尾地区の消防団の皆さんに協力していただきました。

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勢いよく内部の汚れが排出されています。


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続いて、「中尾の湯」内部の配管をきれいにしました。

快適な共同浴場「中尾の湯」を維持するため、中尾区民が皆で協力しています。

2011年11月06日

野沢温泉「中尾の湯」の大掃除[温泉]

10月下旬、共同浴場「中尾の湯」の大掃除をしました。

野沢温泉村内には、無料の温泉共同浴場が点在しています。
我が家の隣の「中尾の湯」は、その中で一番大きい「湯屋造り」の建物です。
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湯屋造りは、屋根の下に湯気を逃がす格子戸があります。今回は、すべて取り払い
たまったほこりを掃除しました。


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長いほうきで、ほこり取り。重労働です。

男湯と女湯の間の壁にも上って掃除しました。
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地域住民が協力して管理・維持している「中尾の湯」です。
利用者の皆様に、気持ち良く入浴していただくため、皆でがんばっています。

2011年09月25日

野沢温泉の外湯・「滝の湯」[温泉]

野沢温泉には十三の外湯が点在しています。

源泉、建物、雰囲気、各外湯はそれぞれに個性的。

我が家から温泉街を散策しながら、約20分。「滝の湯」に到着です。

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麻釜の源泉の少し上にある木造のこじんまりした建物。まさに隠れ家的な雰囲気。

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源泉は約78度と高温です。泉質は含石膏-食塩・硫黄泉で、重病後の回復期に
効果的といわれています。
緑色がかった温泉でいい感じですね。