季節の便り | 山の幸

2020年04月22日

春の山菜採り。[山の幸]

2020.4月

今シーズンは暖冬で、過去に例がない位の
雪不足でした。

あっという間に雪がなくなり、山々の山菜が
かなり早くに大きくなっているとのこと...。

例年では時期的にどうかな?と思ったのですが
友達と一緒に「こごみ」を採りに行ってきました。

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良いものが所々に生えていますね。

少し早いようですが十分です。

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雨が降ってきたので、直ぐに自宅へ。
まだまだ寒いです。

家に帰り細かいごみを取っていると、
上部の方が茶色く変色したものが
ちらほらと見つかります。

これは霜にあってダメなもの。
よーく選別してから源泉の麻釜へ茹でに
行ってきます。

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大釜(熱湯)へ入れて、数分間。

この後、冷水でしっかりと冷やします

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温泉で茹でると、風味が良くなるように
感じますね。

我が家のお客様にも好評です。

2019年06月30日

「根曲竹」の竹の子。[山の幸]

2019.6月

野沢温泉では6月に入ると、竹の子の
話題で持ち切りです。

温泉へ行って...。

「山へ行ってきた?」「竹の子どう?」
「全然小さくてダメ」「まだ沢には雪があるし」

こんな感じです。

みんな竹の子が、楽しみで楽しみで。しょうがないんです。

私も6月中旬から下旬にかけて、竹の子採りへ
いってきました。

一回目

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思った以上の収穫です。良い場所にあたりました。

二回目

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今回も十分な収穫です。朝早く行って正解です。

三回目

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時期的には遅い感じです。
他の人が採った後で、上物はあまり残って
いませんでした。

個人的に今年は当たり年!!
新しい山菜リュックが大活躍です。

山から戻って、竹の子の皮むきと節ぬきです。
これが一仕事。

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穂先を折らないように慎重に...。

柔らかくて美味しそうですね。

源泉の「麻釜」へ。

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軽く茹で、冷水でしっかりと冷ましてから
加工します。

野沢温泉の6月から7月は竹の子の季節。
みんな楽しみにしているのです。

今晩は定番の「竹の子汁」
もちろん、サバの水煮缶で作ります。

2018年06月17日

今年も竹の子採りに行ってきました。[山の幸]

2018.6/16

竹の子採りの季節がやってきました。
ですが、今年は大問題が発生!

野沢のやまびこゲレンデ付近から奥は、林道の
土砂崩落で通行止めなんです。

やまびこの道路ゲートが閉じられていて、奥山には
入れない状況に...。

竹の子ポイントは人それぞれありますが、皆が困った状況に
なっています。

救済措置というか、6/8頃から10日間ほど木島平側のカヤノ平
高原ゲートを開けて入山が可能になりましたが、一部区間のみです。

この状況下、一部の山へ大勢の人が殺到して大騒ぎ。
まさに早い者勝ち...。

ということで、朝4時出発で山へ。

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今日の収穫です。運よく良いポイントへ行けましたね。

時期が早いかもと心配でしたが、十分に採れました。

出始めの小さい竹の子が一杯ありましたが、明日で
ゲートは閉鎖。

あと数日すれば沢山採れるのに...。

残念ですが、しょうがないですね。

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皮をむいて節をぬき、柔らかい部分の竹の子を
源泉の麻釜で軽く茹でます。

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野沢弁で言うところの「竹の子を殺す」。

物騒な言い方ですが、温泉で茹でることで
風味が増して美味しくなるんですよ。

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隣のおじさん(地元の人)は、かごに入れて茹でて
いました。

このやり方は初めて見ました。ちょっとびっくりです。

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茹でた後は、水でしっかりと冷やしてから加工工場へ。
保存用にびん詰めや缶詰にします。

今年の初物だから、何の料理にしましょうか?

夕食は、サバ缶の竹の子汁と玉子とじで旬の味を
楽しみます。

藪こぎで重労働な竹の子採りですが、
とっても美味しいので苦労も吹っ飛びますね。

2018年04月30日

春の山菜「こごみ」。[山の幸]

2018.4月

暖かい日が続き、4月下旬ともなると
汗ばむような陽気になってきました。

なかなか山菜採りに行けないのですが、
ちょっと山へ行ってきました。

林道を赤滝川の上流方面へ、山道を歩いて
行きます。

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朝早い時間ですが、天気も良く快適です。

沢筋を下り、小川沿いにありました。

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奥山の「こごみ」です。

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ここの標高は900m位。まだ残雪が残っていますね。
沢の雪解け水でひんやりとしています。

早く採って帰りましょう。

奥山の「こごみ」は美味しいですよ。

2017年07月13日

毛無山の竹の子。[山の幸]

2017.7/8

毛無山山頂付近の竹の子は、一番遅く出ると
言われています。

今シーズンは雪が多く、春先の低温傾向から
竹の子がなかなか出てきませんでした。

やっと標高1,600m付近の頂上直下、今年最後の
竹の子採りです。

奥山の竹の子は、柔らかく最高の美味しさ。

朝5:00出発。気合を入れて行きましょう。

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今日の収穫です。
前日か?他の人に先に採られていましたが、
まあまあの量です。

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竹の子は、一般的に太くて赤みがかったものが
上物。まさにこんな感じです。

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野沢の山の竹の子は、真ん中に穴が開いていないのが
特徴です。

同じ種類の竹の子でも、志賀高原の竹の子は穴が開いて
います。

植生の違いなのかどうか、不思議ですね。

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大きくて太く、虫食いも少なくて、今年最後の収穫は
上出来です。

麻釜へ行って茹でましょう。

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どうですか?美味しそうですね。

竹の子は、旬の山菜の王様といっても過言では
ないでしょう。

また、来年がんばります。