季節の便り | 山の幸

2014年05月17日

春の山菜「こごみ」①[山の幸]

2014.5/10

今日は、朝から山へ山菜採りに行きます。

軽トラで山道を上って行って、さらに歩いて奥へ奥へ。
この辺りは標高850m。残雪が残っていて少し肌寒いです。

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ここから斜面沿いに上って行くと、日当たりの良いところに
「こごみ」があるんです。

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清流付近にもありました。

雪が残っていることから、少し時期的に早いかな?
ですが、大きくなり過ぎるとだめなんですよ。

太くて美味しそうな「こごみ」が沢山採れました。

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細かいごみを丁寧に振り落とし、大きな網の袋へ。

これから、麻釜(源泉・熱湯)へ茹でに行ってきます。

2014年04月19日

オリンピックパークのふきのとう。[山の幸]

2014.4月

山麓の雪はすっかり消えて、野沢温泉は
ようやく春めいてきました。

この時季、どこの家でも食卓にのぼるのが
「ふきのとう」。
ふき味噌や天ぷら(塩が一番)、ほろ苦い味が
春の味覚です。

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柄沢ゲレンデでは、大きくなりすぎていて
花が咲いたようですね。

それでは、もう少し山の方へ行ってみましょう。

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長野オリンピック「バイアスロン」会場です。

芝生のグラウンドはサッカー等、ローラースキーに
適したコースも整備されていて、練習環境は最高です。

土手の下にふきのとうを見つけました。

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この位のつぼみというか、土から出たばかりの
ものが良いんです。

私見ですが、里に近いよりも山のほうが美味しいと
思います。

2012年06月24日

「根曲り竹」を採りに行きました。②[山の幸]

奥山から、採ってきた竹の子です。おしりが少し紫色っぽいのが良い
品物です。時期的にも丁度いいのかな?

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まあまあの収穫です。山道を一時間程歩きましたが、かなり重かったです。

早速、皮むきを始めます。一本一本、手作業でむきますから、根気のいる
作業です。

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丁寧にむきました。いい感じでしょ。

でも、全部食べられる訳ではないんですね~。
固い節のところは抜いてしまうので、量は減ってしまうんですよ。

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ナイロンネットの袋に入れて、「麻釜」で茹でてきました。
やっぱり温泉を使うと風味が違います。

良く冷やしてから、保存用に缶詰や瓶詰にします。

2012年06月24日

「根曲り竹」を採りに行きました。[山の幸]

6月頃、ここ野沢温泉では山の「竹の子」が旬の季節です。

自宅から上ノ平高原を通り、毛無山、奥志賀スーパー林道を奥地へ
入っていきます。

「カヤノ平」付近の道路沿いの様子です。

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駐車台数は30台位ですね。

実は朝早くから採りに行って戻ってきたら、この台数。びっくりです。

山は森林組合が管理していて、入口には立看板があります。

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我が家は組合員ですから、許可証を持っています。

違反すれば全量没収だそうです。みんなの山ですからルールを守って、
安全に採りましょう。(やっぱり熊は怖いし‥)

さあ、早く帰って竹の子の皮をむかないと。

2012年04月30日

春の山菜「こごみ」。[山の幸]

山々の恵み、山菜の季節が始まりました。
雪解け後の日当たりのよい所から顔をのぞかせています。「こごみ」です。

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鮮やかな緑色。美味しそうでしょ?

細かいごみをきれいに取り除き、温泉の「麻釜」で茹でます。しっかりと
冷ましてから、しょうゆの出汁で味付けした「こごみの和え物」です。

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まさに旬の味。すこしマヨネーズをつけて召し上がれ。しょうゆと胡麻油で
あえても美味しいです。

沢山採れた時は、「麻釜」で茹でた後に塩漬けしておきます。
こうして保存しておくと、長い期間楽しめます。もちろん冬でも大丈夫。

昔から受け継がれた、生活の知恵です。